おうみの子守唄(滋賀県の伝承子守唄五十四曲をまとめたもの)を作成しました。
http://ohmi-lullaby.jimdo.com
子を思う気持ちも味わえ、地域の個性も楽しめます。
多くの人に、伝承子守唄を知って楽しんで頂けたら良いと思っています。
ちなみにバナー画像は下記の通りです。
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子を思う気持ちも味わえ、地域の個性も楽しめます。
多くの人に、伝承子守唄を知って楽しんで頂けたら良いと思っています。
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「男守り」という男性が子守する歌詞のある唄が、甲賀市信楽町田代で伝承されていました。
子守は女性という固定観念のある時代に、男性が子守する「男守り」という単語があるのが素晴らしいです。
田上の民謡という文献の楽譜に基づいて歌ってみました。
滋賀のわらべうたという本には全く異なる旋律が載っています。
子守は女性という固定観念のある時代に、男性が子守する「男守り」という単語があるのが素晴らしいです。
田上の民謡という文献の楽譜に基づいて歌ってみました。
滋賀のわらべうたという本には全く異なる旋律が載っています。
♪大雪小雪 雪の降る晩に 誰か一人 泣く子をもらおうか 寝ない子をもらおうか♪
今日のような雪の日を題材とした東近江市今堀町の子守唄で、雪下ろしの強風をイメージします。
実際に歌ってみました。動画を掲載します。
今日のような雪の日を題材とした東近江市今堀町の子守唄で、雪下ろしの強風をイメージします。
実際に歌ってみました。動画を掲載します。
1991年に出版された「湖東町の民謡」というCDがあり、38曲の地元の唄が入っていて楽しめました。
「一もんめのい助さん」は、他の多くの地域で歌詞は残っていたのですが、
完全な形で演奏している音源や楽譜が意外に見つからず、やっと見つけることができて良かったです。
一から十まで唱えるお手玉唄で、素朴に楽しめます。
実際に歌ってみました。Soundcloudに入れています。
楽器が無くても、日常の場所で気軽に歌えるのも、わらべうたの良いところです。
「一もんめのい助さん」は、他の多くの地域で歌詞は残っていたのですが、
完全な形で演奏している音源や楽譜が意外に見つからず、やっと見つけることができて良かったです。
一から十まで唱えるお手玉唄で、素朴に楽しめます。
実際に歌ってみました。Soundcloudに入れています。
楽器が無くても、日常の場所で気軽に歌えるのも、わらべうたの良いところです。
滋賀件各地のわらべうたなどの民謡資料を七百曲集め、音源は楽譜化途中(現在二百曲)です。
日野町文化協会が平成15年に発行した「近江日野地方のわらべ唄集」のあとがきで、
「・・・これらの唄を音符にして頂ける方があればありがたいです。」とありました。
私達は、日野町のわらべうたを11曲採譜しました。
特に驚いたのは、7拍子の子守歌です。7拍子(3+4)自体が珍しく、おばあさんが自然に歌っていました。内容は物語です。
また、現地である日野町大窪を訪問して写真を撮影し、実際に歌ってYouTubeへ投稿しました。
歴史ある場所で、風景を楽しみました。
日野町文化協会が平成15年に発行した「近江日野地方のわらべ唄集」のあとがきで、
「・・・これらの唄を音符にして頂ける方があればありがたいです。」とありました。
私達は、日野町のわらべうたを11曲採譜しました。
特に驚いたのは、7拍子の子守歌です。7拍子(3+4)自体が珍しく、おばあさんが自然に歌っていました。内容は物語です。
また、現地である日野町大窪を訪問して写真を撮影し、実際に歌ってYouTubeへ投稿しました。
歴史ある場所で、風景を楽しみました。
■昔語りと里唄で綴る「野洲川物語下流域」
野洲川下流域に伝承されていた昔話と里唄を発表させていただきます。ご興味関心のある方は、是非ご参加ください。無料です。
■プログラム
昔語り「ちりんさん(洪水の伝承)」
さとうた「ニホンコのうた(杭打ち歌)」
昔語り「ガ太郎(河童物語)
さとうた「野洲川下流域の里唄9曲」
日時:2014年9月6日(土)11:30~12:00
場所:野洲川田園空間博物館(滋賀県野洲市堤2726)
2014年9月6日(土) 11:30~12:00
野洲でんくうの会8周年記念共催
おうみのふるさと物語プロジェクト
・Jimdo
http://ohmi-furusato-monogatari.jimdo.com/
・YouTube
https://www.youtube.com/user/furusatomonogatari
https://www.facebook.com/ohmi.furusato.monogatari
11月17日(日)滋賀県守山市の中山道街道文化交流館でふるさと物語(語り部の会)を開催します。
野洲川下流域周辺の民話・里唄などを紹介します。お子さん・お孫さん・曾孫さんと御一緒にご参加ください、参加費無料
https://www.facebook.com/events/376679812435375/
「河童(がわ)太郎(たろう)物語(ものがたり)」
「河童(がわ)太郎(たろう)は昔(むかし)からカッパのことであるが、古来(こらい)吉川(よしかわ)ではガワタロウと言って七月(しちがつ)の祇園(ぎおん)祭(まつり)の日には湖水(こすい)や堀(ほり)で水遊(みずあそび)をするな、尻(しり)に食いくいついて血ちを吸すいよるぞ」と言われたものでした」
ガ太郎(たろう)松(まつ)の話(はなし)
吉川(よしかわ)の西念寺(さいねんじ)に正道(しょうどう)法師(ほうし)というお坊(ぼう)さんがいました。
とても強くてつよくて力持ち(ちからもち)で馬(うま)を大変たいへんかわいがっていました。村むらの人ひとたちは正道(しょうどう)さんが馬(うま)に乗ってのって通とおると「念仏(ねんぶつ)正道(しょうどう)さんの馬がござった」といってはやしました。
正道(しょうどう)さんは毎日朝(あさ)のおつとめが終おわわると、愛馬(あいば)に乗って(のって)野洲(やす)川(がわ)のみを琵琶びわ湖この辺り(あたり)まで一直線いっちょくせんに下り(くだり)野洲(やす)川(がわ)の八つ(やつ)崎(さき)で馬(うま)に水(みず)を飲ませて(のませて)吉川(よしかわ)から戻るもどるのが楽(たの)しい日課(にっか)でした。
ある日のこと、いつもの道をハイ、シッ、ハイ、シッ、と走っていきました。
この辺り(あたり)には正道(しょうどう)さん所有(しょゆう)の野洲(やす)川がわから水(みず)を引く(ひく)「オヅルの樋(ひ)」があり、そこからは小川(おがわ)が流(なが)れだしていますが、その水門(すいもん)の辺り(あたり)で水がボクボクと噴出(ふきだ)しているのです。
馬上(ばじょう)の正道(しょうどう)さんの目(め)には、そこに何(なに)やら見た(みた)こともない怪物(かいぶつ)が見えた(みえた)のでした。
「不思議(ふしぎ)なことじゃわい」と思いながら正道(しょうどう)さんは馬(うま)から降おりて念仏(ねんぶつ)を唱(とな)えながら、怪物(かいぶつ)に近づいていきました。
そして正道(しょうどう)さんは、大きな声で
「これ、がわたろう(河童太郎)とはお前のことか!いつも吉川(よしかわ)の人々ひとびとをおどかしたり、祇園(ぎおん)祭(まつり)の日には人の尻(しり)に食くいついて血(ち)を吸(す)うたり、大変(たいへん)な悪(わる)さをしているとは何(なん)という事(こと)じゃ、わしと一緒(いっしょ)についてこい」
といって馬(うま)を引き寄ひよせました。
河童(がわ)太郎(たろう)は馬(うま)が好き(すき)ですし、正道(しょうどう)さんに言われたので素直(すなお)についていきました。正道さんはこの怪物(かいぶつ)を、お寺(てら)の入り口にある大きな松(まつ)の木にしばりつけて言いました。
「これ、お前(まえ)は人(ひと)の形(かたち)をしているが、顔(かお)や頭(あたま)は動物(どうぶつ)じゃ。それにお前は心の中まで動物(どうぶつ)の心(こころ)じゃ。だが動物(どうぶつ)のおまえでも念仏(ねんぶつ)をとなえる口は持もっている、目もちゃんとついている。これからわしが人の声(こえ)をきく耳をつけてやろう」
といって、縄(なわ)をほどいて本堂(ほんどう)につれて行きました。
そして河童がわ太郎たろうに
「がたろうよ、よーーく仏様を見ておがみなさい、仏(ほとけ)様(さま)は十方(じゅっぽう)衆生(しゅじょう)と呼(よ)んでいていてくださるのだよ」
と、なんどもなんども言い聞きかせました
聞く耳を持った河童(がわ)太郎(たろう)に、正道(しょうどう)さんの話す(はなす)仏(ほとけ)の心(こころ)が通(つう)じたのでしょうか、河童太郎はふかく頭をさげて目には涙(なみだ)がいっぱいでした。
そしてだんだん顔(かお)がやさしくなり、ほほえんだように見えました。
正道さんはたいへんよろこんで、念仏(ねんぶつ)をとなえながらいいました。
「がたろうよ、こんど生まれてくるときは、人間に生まれて仏(ほとけ)の教えをきいておくれ。」
といって縄(なわ)をはなしてやりますと、がたろうはふりかえり、ふりかえりしながら、どこかに行ってしましました。
それからというもの、吉川のはがたろうを見ることはなくなりました。水遊びをする子どもたちに悪さをすることもなくなり、村人たちは安心して仕事が出来るようになったといいます。 おわり
後日譚には、ガ太郎の頭の皿が割れているのを見たという話が世間の噂話になったという事です。吉川の松月山西念寺にはガ太郎松の切株が今も残っているらしい。仏の慈悲が悪性な河童にまで及んだという物語です。
https://www.facebook.com/events/376679812435375/
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■「ふるさと物語(語り部の会)~野洲川下流域周辺~
野洲川下流域周辺と、この地に暮らした人々との間には、たくさんの豊かな物語が生まれました。それは、日々の暮らしが自然と共にあったふるさとの物語」です。
「ふるさと物語」では、この守山・野洲周辺の土地に昔から伝わる魅力的な民話(昔話・伝承)と里唄(さとうた・わらべ歌・仕事歌)をご紹介します。そして、みなさんに懐かしい日本の原風景を感じていただこうと思います。
◆日時
11 月 17 日(日)10:00~12:00
◆場所
中山道街道文化交流館(筆忠・ふでちゅう JR守山駅から徒歩10分)
〒524-0022 滋賀県守山市守山1丁目8−14
Maps http://goo.gl/Arv50l
◆内容
・民話(30 分):お満灯篭、ゆうれいつぼ 、河童(がわ)太郎物語
・里唄(30 分):蛍、新庄来い、なむあみだぶつ、子守唄、正月になったれば、たにしのうた、大波小波、亥の子、杭打ち歌、臼すりうた
・交流(60分):昔遊び(コマ回し、おはじき、お手玉、折り紙)を体験してもらいながら交流
※当日一部内容が変更になることがあります。
◆対象
守山市・野洲市周辺にお住まいの方、お子さん・お孫さん・ひ孫さんとご一緒に参加できる方、とご一緒に参加できる方
◆参加費
無料
◆主催
おうみ未来塾12期生 おうみのふるさと物語プロジェクト
参加申し込みはこちら
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■「ふるさと物語(語り部の会)~野洲川下流域周辺~
野洲川下流域周辺と、この地に暮らした人々との間には、たくさんの豊かな物語が生まれました。それは、日々の暮らしが自然と共にあったふるさとの物語」です。
「ふるさと物語」では、この守山・野洲周辺の土地に昔から伝わる魅力的な民話(昔話・伝承)と里唄(さとうた・わらべ歌・仕事歌)をご紹介します。そして、みなさんに懐かしい日本の原風景を感じていただこうと思います。
◆日時
11 月 17 日(日)10:00~12:00
◆場所
中山道街道文化交流館(筆忠・ふでちゅう JR守山駅から徒歩10分)
〒524-0022 滋賀県守山市守山1丁目8−14
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◆内容
・民話(30 分):お満灯篭、ゆうれいつぼ 、河童(がわ)太郎物語
・里唄(30 分):蛍、新庄来い、なむあみだぶつ、子守唄、正月になったれば、たにしのうた、大波小波、亥の子、杭打ち歌、臼すりうた
・交流(60分):昔遊び(コマ回し、おはじき、お手玉、折り紙)を体験してもらいながら交流
※当日一部内容が変更になることがあります。
◆対象
守山市・野洲市周辺にお住まいの方、お子さん・お孫さん・ひ孫さんとご一緒に参加できる方、とご一緒に参加できる方
◆参加費
無料
◆主催
おうみ未来塾12期生 おうみのふるさと物語プロジェクト
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■□■ 眠っている郷土物語をよみがえらせる「おうみふるさと物語プロジェクト」 ■□■
日々の暮らしが自然と共にあった日本には、昔から語り継がれてきた、
その地方ならではのふるさと物語(民話や民謡や伝承など)が数多く残っています。
こうした「ふるさと物語」は、日本人の心のふるさとであり、いつまでも残したい地元の宝です。
この「おうみのふるさと物語」では、近江に伝わる「ふるさと物語」を紹介していきます。
Webサイト「おうみのふるさと物語」
http://ohmi-furusato-monogatari.jimdo.com/
Blog「おうみのふるさと物語」
http://furusatomonogatari.shiga-saku.net/
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